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Raspberry Pi で何か作ってみよう【環境構築編その2】

2016年2月02日

haino

raspberrypi_capture01

こんにちは。デザイナーの灰野です。

前回に引き続いてRaspberry Pi に関する情報をお届けします。

インストール開始!

ダウンロードしたNOOBS1.5.0をSDカードにコピーしたらキーボードやマウス、HDMIケーブル、モニタ、マイクロSDを本体に接続します。

準備が整ったら最後にマイクロUSBの電源ケーブルを挿入します。

NOOBSのインストールはとても簡単です。画面が一瞬虹色になり、Raspberry Piのロゴが表示されます。次いでインストーラが起動したら、「Raspbian [RECOMMENDED]」のチェックボックスをオンにして、左上の「Install」ボタンをクリックします。インストールは20分程度で完了します。

インストールが完了すると再起動してGUI環境が起動します。

※インストールの前準備に関しては以下のエントリーにまとめてありますのでよかったら参考にしてください。

Raspberry Pi で何か作ってみよう【環境構築編その1】
http://axel.co.jp/blog/hardware/2720/

環境設定

環境設定は「Preferences」→「Raspberry Pi Configuration」から行ないます。まずはネットワークの設定を行ないましょう。自分はBUFFALOのWLI-UC-GNM2という無線LAN子機を選びましたが、特に何の設定もせず認識されました。WiFiの設定方法ですが、お手軽にGUI環境で設定してしまいました。画面上部のメニュー右側にネットワークのアイコンが表示されていますので、そこにカーソルをロールオーバーさせて自分のWiFi環境のSSIDを見つけたらパスワードを入力します。

ちなみに、固定IPにする場合ですが、WiFiで一旦アクセスすると、メニューバーのアイコンがWiFiアイコンに変わりますので、そこを右クリックして、「WiFi Networks Settings」を開きます。その後、下記のように設定します。

Configure: interface, wlan0
IPアドレス: 192.168.1.x
Router: 192.168.1.1
DNS Servers: 192.168.1.1
DNS Search: 空欄

※IPアドレスは適宜変更してください。

SSHやVNC接続のことも考えるとIPは固定の方が便利そうですよね。基本的な環境設定はすべてGUI環境で行なうことができますので、迷わず行なうことができると思います。しかし一点だけ重要な注意点があります。

日本語環境にする場合の注意点

「Raspberry Pi Configuration」の使用言語で日本語が選べるので「ja(Japanese)」を選んだところ、とんでもないことが起きました。

raspberrypi_capture02

なんとGUI環境の日本語と思われる部分が全て文字化けしたのです!…ガーン。

その後インターネットで調べてみたのですが、なんとNOOBS1.5.0では言語設定で日本語が選べるにも関わらず日本語フォントが入っていないという問題があるということが判明しました。

それで解決法ですが、apt-getで日本語フォントをインストールします。

ターミナルソフト「LXTerminal」を起動し下記のコマンドを入力します。

sudo apt-get update
sudo apt-get install fonts-vlgothic

インストール後、Raspberry Piを再起動するとGUI環境が日本語になっていることを確認できると思います。

…しかしこれは焦りますよね。言語設定を日本語にできるのに、まさか日本語フォントが入っていないなんて思わないですもん。

ちなみに、ここで述べている言語設定はあくまでGUI環境でのことで、startXさせずコマンドラインで操作する場合は日本語フォントがインストールされているだけではダメです。その場合はjfbtermをインストールしておくとよいと思います。

sudo apt-get install jfbterm

jfbtermを使う場合はコンソロールから起動させてやる必要がありますので注意してください。

jfbterm

jfbtermを自動起動させたい方は下記の情報が役に立つと思います。自分自身も大変参考になりました!

Raspberry Piでやったこと履歴
http://t2gmkn.blogspot.jp/2013/05/raspberry-pi.html

NOOBS1.5.0ではデフォルトでstartXしてしまいますので、前述の「Raspberry Pi Configuration」でstartXしない設定にしておく必要があります。Raspberry Pi Model B+でGUI環境はサクサク動くとは言いがたく、コマンドラインのみで操作が済んでしまうことも多々ありますので、自分はデフォルトはGUIが起動しない設定にしました。

VNC環境を整える

VNCサーバをインストールすればRaspberry Piをわざわざモニターに繋がなくてもiPadなどからGUI操作できます。レスポンスは遅くてあまり実用的とはいえないと思いますが、とりあえず「tightVNC」をインストールしてみました。

sudo apt-get update
sudo apt-get install tightvncserver

VNCは自動起動してないと大変不便なので、起動スクリプトを書いてやる必要があります。

sudo vi /etc/init.d/vncboot

#! /bin/sh
### BEGIN INIT INFO
# Provides: vncboot
# Required-Start: $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Short-Description: Start VNC Server at boot time
# Description: Start VNC Server at boot time.
### END INIT INFO

# /etc/init.d/vncboot

USER=pi
HOME=/home/pi

export USER HOME

case "$1" in
	start)
		echo "Starting VNC Server"
		#Insert your favoured settings for a VNC session
		su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1024x768 -depth 24'
		;;

	stop)
		echo "Stopping VNC Server"
		su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
		;;
 
	*)
		echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
		exit 1
		;;
esac
 
exit 0

上記スクリプトをviで入力したら保存してください。

注意点としては、「#! /bin/sh」は冒頭に記述すること。また上記スクリプトでは解像度設定が「1024×768」となっていますが、VNCクライアントに合わせてお好みの設定にしてください。

その後、実行権限を付与します。

sudo chmod 755 /etc/init.d/vncboot

また自動起動の登録を行ないます。

sudo update-rc.d vncboot defaults

最後に再起動してみてください。「tightVNC」が起動しているはずです。

sudo reboot

起動後、

netstat -nlt

5901ポートがLISTENしていればOKです。

ちなみに、デフォルトでstartXが起動しない設定になっていてもVNC接続するとGUI環境が起動した状態で接続されます。(当たり前か。)

下記の情報が大変参考になりました!

Raspberry Piの設定【VNCサーバ(tightVNC)の設定】
http://yamaryu0508.hatenablog.com/entry/2014/08/16/202441

※上記のブログは大変参考になりましたが、「#! /bin/sh」の記述位置が異なります。自分の環境では冒頭に記述してやらないと、どうしても起動しませんでした。

次回はいよいよLEDを点灯させたり点滅させたりしてみます!

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