会社設立20周年記念プロジェクト『SNS「いいね!」カウンター』
2017年5月17日
haino
こんにちは。デザイナーの灰野です。
先日ブログ投稿のため、Facebookの「いいね!」を知らせる電子工作ネタをご披露しましたが、なんと会社設立20周年記念プロジェクトの承認が社長から下り、正式なプロジェクトとしてスタートしました!!
その名も『SNS「いいね!」カウンター』です。
当初は「いいね!」を知らせるライトを作ろうと思ったのですが、なんか今ひとつつまらないなぁ…と思ったので、いっそリアルなカウンターを作ることにしました!
Facebookの「いいね!」の数を可視化するリアルなデスクトップ・ガジェットを作ってしまおうというわけです。
<完成予想図>
完成予想図はこんな感じです。
…そういうわけで、これから数回に分けてプロジェクトの進捗をブログにてご報告します。今回は、パーツ製作の第一弾として、ピンソケットの半田付けから7セグメントLEDの組み立てと動作テストまでをご披露します。
<ピンソケットの半田付け>
まずは、Raspberry Pi Zeroにピンソケットを半田付けしますが、オリジナルケース内に収納するため、今回は少し変わったピンソケットを使います。スイッチサイエンスで仕入れたL字ピンソケットなるものを使用します。こんな感じに仕上がりました。
<7セグメントLEDの組み立てと半田付け>
カウンターの表示には秋月電子通商製の7セグメントLEDというものを使います。
下記は半田付け前と、半田付け後の様子です。
<ラズパイとブレッドボードを使って配線してみよう!>
配線は下図を参考にしてみてください。
ちゃんと動作するかテストするため、簡単なカウントアッププログラムを書いて、動作テストしてみます。
…とその前に「raspi-config」にて「SPI」の有効化、また「WiringPi」と「WiringPi2-Python」というモジュールのインストール必要になります。
<SPIの有効化>
sudo raspi-config
「5 Interfacing Options」 -> 「P4 SPI」の順に進んで有効化してください。
<WiringPiのインストール>
cd Downloads/ git clone git://git.drogon.net/wiringPi cd wiringPi/ ./build
<WiringPi2-Pythonモジュールのインストール>
cd ../ sudo apt-get update sudo apt-get install python-dev python-setuptools git clone https://github.com/Gadgetoid/WiringPi2-Python.git cd WiringPi2-Python sudo python setup.py install
<単純にカウントアップするテストコード>
# -*- coding: utf-8 -*- import wiringpi2 as wiringpi from time import sleep # pin raspi 74HC595 # MOSI = 19 # SDI # CLK = 23 # SCK # CE0 = 24 # LATCH SPI_Ch = 0 # CE0 SPI_Speed = 100000 # Number List number = [ 6, # 1 91, # 2 79, # 3 102, # 4 109, # 5 125, # 6 7, # 7 127, # 8 103, # 9 63, # 0 128, # dot 255, # all on 0 # all off ] # initialization print("Initialization...") wiringpi.wiringPiSPISetup (SPI_Ch, SPI_Speed) # main print("test start") for i in range(0,13): data = chr(number[i]) wiringpi.wiringPiSPIDataRW(SPI_Ch, data) sleep(1) print("test end")
おぉ〜。動きました。
美しい半田付けかはさておき、4つとも正常に動作したので問題なさそうです。
さぁ、ちゃんと完成するのでしょうか…乞うご期待。
<参考にさせて頂いたサイト>
Raspberry Piで7セグメントLEDを簡単に点灯させよう (2) 配線量を少なくできるシフトレジスタを使った点灯方法 その1
http://www.denshi.club/pc/raspi/raspberry-pi7led2.html