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viで入力・削除

2015年10月15日

nomura

linux interface screen notebook and world map ubuntu style

仕事後に一杯、ぬる燗の旨い季節がやってきましたね。
こんにちは、エンジニアの野村です。

またまた、プログラムや設定ファイルを編集する際に便利なテキストエディター「vi」のコマンドを忘備録を兼ねて残しておこうと思います。

今回は基本中の基本、入力と削除を覚えてしまいましょう。・・・なんか順番が変ですが気にしてはいけません。

入力

カーソルの右から入力を開始する場合はaを入力します。
逆に左から開始する場合はiを入力します。

また、改行して入力を始めたい場合は、oを入力します。
上に改行したい場合は、Shift+oを入力します。

ほかにもカーソルのある行の先頭から入力するlや末尾から入力を開始するShift+aなどがあります。

うーん、似たようなコマンドがたくさんありますね。
とりあえずは、挿入のaと行挿入のoだけでも覚えておきましょう。

削除

カーソル上の文字を削除するにはxを入力します。ちなみにShift+xを入力するとカーソルの左にある文字を削除します。

行を削除するには削除したい行にカーソルを移動してddを入力します。この際、数字09を先に入力してからddを入力すると数字で指定した行をまとめて削除できます。

カーソルがある位置の単語を削除したい場合はdwを入力します。
おや?すでに同じようなコマンドを覚えていることに気が付きませんか、削除コマンドはコピーコマンドと似ていてdyの違いで同種の操作ができるのです。
ですから、カーソルから行の末尾までを削除するd$は、カーソル位置から行の末尾までをコピーするy$。カーソルから行の先頭までを削除するd^は、カーソルから行の先頭までをコピーするy^のようにまとめて覚えることができます。

削除はコピーと似た操作となりますので覚えやすいと思います。

やり直し

ちなみにやり直しはu。やり直しのやり直しはCtrl+rを入力します。覚えておきましょう。

 
入力・削除はよく使うコマンドになりますので、頑張って覚えてしまいましょう。